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誰得コラボ侍歌詞語り

皆さん初めまして、Su-iです!
このたびコラボ侍の曲の歌詞を書かせていただきましたー!
こちらの記事のコメント欄にて早村さんからご要望があったので歌詞についてダラダラ誰得なことをお話したいと思います。

まず最初にスーパー言い訳ターイム

何で二つ作ったのー?
フルは一度ボツにしたものだからです。
 最初に短い方、次に会話の流れでボツにしたフルを早村さんにお見せした結果がこれです\(^o^)/

フル歌ってみたけど一部文字多くて歌えないヨー?
急いで直しますほんっっっっとうにごめんなさいぃぃ!(スライディング土下座)
 気づいてたけどボツだからと思って手をつけてなかったのです(´;ω;`)ブワッ

花とか比喩イパーイ?
人、物、感情やら抽象的なモノまで何を例えるにも使います。
 また、同じ比喩が出てきたからと言って同じものを例えているとも限りません。
 妄想の幅を狭めるので今回答え合わせはやりません。真実はいつも一つでも答えはいくつあってもいいのだよ(ドヤァ
 選ぶ基準はその花に持つ私の個人的なイメージだったり、花言葉から選んできたりします。


念のためにフルの歌詞を全部のっけておきます。
あとこちらは修正版なので、文字が多くて歌えないことはないはずです。…多分(オイ
↓↓↓↓↓

萩の花探し疲れて 諦めたはいつか
空に見つかるわけなしと
月に背向けて息ついた

清閑貫く月に 欄干からこぼれた影
重なり揺れたのは 水面だけ

木霊の声すらも 飲み込んだ大口の闇
偽りの子守唄 誰が聞く

歌え 狂え 冥土の果てで
やがて やがて 星消えるまで
鬼さんこちら こっちこないで
お天道様遅刻した

ひらり ひらり ただ落ちてゆけ
カラスも見捨てたこの場所で
昔聞いた 音口ずさみ
沈んでいく夜の淵

鏡の中鈴蘭笑う キミのカゲはそこと
虚空の隣をさして言う
イラナイのなら捨てちゃえよ

輪廻駆ける箱庭 石を積んで避け遠回り
いつまで続けようか? 風に尋ねた

石段に落ちた雪 ただ音もなく消え去った
春はまだ遠いと 蝶絶えた

足掻け わめけ 迷路の中で
いつか いつか 辿り着くまで
鬼さんこちら ああ、見つかった
まだ天辺にある月

ゆらり ゆらり 揺らぐ波間に
もつれる足も律動のうち
いつか聞いた 歌投げ捨てて
邂逅する弦の端

この手かすめた 空仰いで


通りゃんせ あの子が欲しい そりゃ駄目だ
路の砂利蹴飛ばし 高く跳ぶ

ぽつり ぽつり 泥沼の声
暗く 深く 囁いた
蝶の声に耳を澄ませて
そこに残っていたのは


歌え 狂え 冥土の果てで
やがて やがて 日が昇るまで
鬼さんこちら 追いつけるなら
時の砂絶えるまでに

足掻け わめけ 迷路の中で
壁を壊し たどり着くまで
粗末な糸に引かれた先に
新しい音を唄う

↑↑↑↑↑

修正と言っても元々気づいていてどうしようか決めていた上に、それぞれ一文字二文字削っただけなのでたいして変わってません。

それでは本題に。
歌詞とその歌詞の元になったイメージ文やらをのっけていきます。イメージのモデルは全編青ちゃんです。
書いたらものっすごく長くなって書いてる本人が怖気づいたので、一番だけ。
続きはそのうち気が向いたら…。
案外アホらしい理由で決まったりしてるのもありますから、幻滅したくない!という方は回れ右推奨です。



萩の花探し疲れて 諦めたはいつか
空に見つかるわけなしと
月に背向けて息ついた



イメージ文は
萩を空に探してみたけど見つからない。疲れた。


はい、ここで問題その1発生です。

萩ってどんな花なの木なの草なの、そもそも花咲くものなの。

曲の最初の部分を聞いて「萩」という言葉が浮かんでそのまま採用しちゃうなんて。
何でしょう。アホの子なんでしょうか。
もちろんそのまま採用するわけにもいかないので、頼りになる我らがGoogle大先生に萩について教えていただいてから使いました。
落葉低木の痩せた土地でもよく育つ木だそうで。秋の七草に数えられてるのに木。草じゃなくて木。
花言葉は思案、想い、過去の思い出などなど。



清閑貫く月に 欄干からこぼれた影
重なり揺れたのは 水面だけ



橋に寄りかかっていると、橋から伸びた自分の影と何が起ころうと静かに世界を見守るだけの月の白い影が水面で重なった。


ちなみにすいめんではなくみなもです。
もうここらへんで気力を3割くらい使った記憶があります。
韻を意識して似た言葉を辞書で調べていたはずが、気づけば他の言葉調べて遊んでました。



木霊の声すらも 飲み込んだ大口の闇
偽りの子守唄 誰が聞く



目の前には闇が広がっているだけで何も見えない聞こえない。
自分を守るための囁きが心の中で聞こえるだけ。


こだまってアレです。もの○○姫に出てくるあの首振り人形みたいなアレをイメージしましたw
この辺りで「唄」というキーワードを多用しようと決意したような。
唄は自分の心の中の声のことですよー。



歌え 狂え 冥土の果てで
やがて やがて 星消えるまで
鬼さんこちら こっちこないで
お天道様遅刻した



誰も気付かないような世界の隅で夜が明けるまで死と隣り合わせの戦いをしましよう。
夜明けはまだ来そうにない。


せっかくのサビなのでテンポよくしたいと思ったらこうなりました。
殺伐としたとこで青ちゃんたちがぐるぐる回るように刀を振り回してるイメージ。
比較的あっさり決まったパートです。比較的。ここ重要。

鬼さんこちらとか書いておきながらその直後にこっちこないでとか何なのか。
自分で書きながら「何でやねん!」ってツッコみました。ええ、そりゃもう何度も。
「ふふふ、私を捕まえてごらんなさーい☆」とけしかけておきながら相手が一歩踏み出したとたんに「いやぁぁぁ!こないでぇぇぇ!」って手のひらを返すように拒絶するってことですよね。
呼ばれた相手も( ゜д゜)ポカーンです。
いやだって呼んだじゃん?呼ばれたから行こうとしたら何で拒絶されなきゃならんの?(´;ω;`)ブワッ
そんな呼ばれた側の心の声が書きながら聞こえてきました。

そして問題その2が発生。

「浄土のなれの果て」って書きたいけど字数がどうみても合わないよ!⊂( ^ω^)⊃

そのまま「浄土の果て」にしたらなんか印象が…。
浄土の果てってなんか綺麗そうな響きです。
でもそんなとこで青ちゃんたちが戦ってるイメージがどうしても出来ず、やむなく他の言葉を選ぶことに。

だからって何で冥土が出てきたのかというと、浄土のなれの果てって冥土じゃないの?という発想から。
浄土の反対は穢土なのにね!すっかり忘れてたヨ!
考え直そうかと思ったけど直後ボツ決定したのでまあいいかとおもっ(ry
だれか他のいい案があったら教えてぇぇ!



ひらり ひらり ただ落ちてゆけ
カラスも見捨てたこの場所で
昔聞いた 音口ずさみ
沈んでいく夜の淵



神様からも見捨てられた場所で流されるまま戦い続けなさい。
ただし夜はまだ明けない。


ひらひらとかふわふわとか擬音大好きっ子なんです。
綺麗ですよね!響きが!あと雰囲気が!
それだけですw

カラスは日本神話に出てくる八咫烏からとりました。
本編の烏な人たちとカラス被りしてると気づいたのは早村さんにお見せした後でした…orz

音を口ずさむなのでこれも唄=心の声のことです。


こうやって二番も作っていきフルが出来あがったわけですが、作ってからこちらを確認して

(゜д゜)


(つд⊂)ゴシゴシ


(゜Д゜;)…!!

となりました。
この歌詞、どう読んでも水戸黄門らしいイメージないです。
どうがんばったってでこぱちあたりが「この紋所が目に入らぬかぁー!」って言い出す展開にはなりそうにないです。
どうやってもなれて助けられる側です。

完全に水戸黄門のとこだけ見落としてました。
冥土とか鬼さんとか不吉なモノ並べてあるのにここからどうやったらそんな雰囲気になるっていうの!?
もう捨てるしかないよね!。゜(゜´∀`゜)゜。

というわけでボツ決定。
フル完成の時点で気力ごっそり持っていかれてぐったりしてました。
その状態からまったく違うイメージを作ろうと思ったら進まない進まないw
あんな短くてもかけた時間はフル以上なんですよ…?
ちなみにフルの歌詞は二晩クオリティ。

その後気にいらないフレーズを変えたりしましたがイメージはほとんど変わってません。
新しく作った短い方を早村さんにお見せして、その後流れでボツになるも記念にと捨ててなかったフルをお見せしたらこれこういう展開になりました( ´-`)

そして話は変わりますがこの歌詞がついた曲を歌う人募集とのことです!
元の曲と本来のイメージ等もこちらから確認できます。
興味がある人はどうぞ参加しちゃってください!

ではでは、長文でしたがお付き合いありがとうございました!
またねー!(´∀`*)ノシ